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SPECIAL 2020.5.4

【営業メンバーブログ】ローディ・加藤のハンドルの握り方の巻

こんにちは!
ローディ加藤です。すっかり暖かくなってきまして、運動しやすい季節となってきましたが、昨今のコロナウィルスの影響から、仲間で集まってのグループライド、カフェライドは難しい状況ですね。サイクリストの皆さんは、対策を施してのソロライドや、インドアトレーナーでバーチャルサイクリングをされるなどしているかと思います。一人で黙々とペダルを回すことになるわけですが、こんな時こそ今一度自分の身体の使い方などを意識しながら走ると、今後のスキルアップにつながってくるのではないでしょうか。

とはいえ、そこまで専門的な話はできませんので、今回はハンドルの握り方について書いてみましょう。ロードバイクで標準でついてくるドロップハンドル(ロードハンドル)をベースにすすめていきます。

営業ブログ

こんな形のハンドルがついておりますが、このドロップハンドルの特徴は下記になります。

・握る場所がいくつかあるので、場面によって使い分け出来たり、肩や腕が疲れたら別の場所を握ることで疲れを分散させられる。

・深い前景姿勢が取れるため、力が入りやすい・空気抵抗軽減になる。


※ブレーキレバーを握る際は縦に握ることになるので、これまで乗ってきた自転車と握り方が違う場合が多いので、慣れるまで時間がかかる。

基本の握り方


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ブレーキレバーのブラケットを持ちます。いざというときにブレーキ操作できますし、脇を締めて背筋や腹筋などの体幹部を意識して腕周りはリラックスさせて乗ります。また、写真では小指と薬指でブラケットを握っていますが、縦にハンドルを握る際は小指を使うと腕を引きやすくなるため、加速させる際やペダルを踏みこみたいときは小指がキーになります。(小指なしで竹刀やバットを握った時を想像してみると良いかもしれません。)立ち漕ぎ(ダンシング)するときも基本はこれです。 発展型は下記です。

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リラックスしたいときは小指は引っかけずに、このように手は添えるだけで上半身の力を抜きます。

アップバーポジション


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肩回りが疲れたときはこのように横に握ることで腕の使い方を変えましょう。前傾が緩くなるので背中や腰が痛くなった時も有効です。また脇が開くことで肺周りの圧迫を防ぐことができるのでヒルクライムなどでより多くの酸素を取り込みたいときには有効です。他には脇が開くと肘の屈曲が容易になるので、悪路を走る際に肘をサスペンションのようにショック吸収に使いやすくなります。 発展型は下記です。

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親指を引っかけずに手のひらを添えるだけにすると上半身の力は抜けます。不安定なので安全に気を付けてください。先ほどの小指と同じく、横握りでは親指がキーになります。例えるなら鉄棒で懸垂している時でしょうか。

ドロップバーポジション


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一番深い前傾を実現します。風が強くて頑張って踏み込みたいときやラストスパートの時などで使います。腕は伸ばさず軽く曲げたりして、体幹・肩回り・腕周りの筋を使います。またしっかりとブレーキを掛けたいときなどはこの握り方からレバーを引きましょう。(下り坂などでブラケット部を握っていると手がすっぽ抜けそうで怖い時があります。そんなときもドロップバーポジションです。)視界は狭くなるので慣れは必要ですが、割と使う場面は多いです。

いかがでしたでしょうか。ハンドルの握り方だけでも、意識すれば運動の効率化につながっていきます。私も意識してハンドルの握り位置は場面に合わせて変えていますが、そうすることでその場面に適した走りができるはずです。フラットハンドルのクロスバイクに乗っている方は基本横握りですが、別売りのエンドバーなどをつければ縦に握れますので、取り入れてみるのも良いでしょう。

長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。コロナに負けず安全にお過ごしください。

(加藤)