BELL社訪問レポート

 

インターテックスタッフが年に一度のセールスミーティングに合わせて、カリフォルニア州サンタクルーズ近くの「BELL HELMET」の本社に訪問してきました。

BELL本社入口。グループブランドのBlackburnやGIROのヘッドクオーターも兼ねています。
広々した駐車場にはイカしたトレーラー。
スタッフの愛用のバイクたち。ロードやMTB、シクロクロスなど種類も様々。

 

今回の訪問の目玉は本社内に併設された開発・品質管理施設『DOME』。DOMEとは「DESIGN」「OBSERVATION」「MATERIALS」「ENGINEERING」の4つの言葉の頭文字をとったもの。

DOME
DOMEで日々安全性の追求に勤しむスタッフたち

ここにはあらゆる局面を想定した実験設備が並び、創業から60年以上が経過した現在でも安全対策への姿勢を緩めることはありません。特に近年のヘルメットの安全装備として加わった「MIPS」(詳しくはこちら)の実験設備は世界に2台しかなく、そのうちの1台がここDOMEに設置されており、よりスピーディな研究・開発の実現に貢献しています。

開発はまずデザイナーによるスケッチから始まり、1/5サイズのフォームモデル→実寸大クレイモデルと進みます。さらにこれを3Dスキャナでデータとして取り込み、実設計に進んでいきます。

素材の研究にも余念がなく、日々素材メーカーから最新の素材が持ち込まれ、より安全性が高く、快適なヘルメットの実現のために評価が行われています。

木の実のように見えますが、いままでに試作された大量の1/5サイズのフォームモデルの一部がディスプレイされています。
100%手作業で削り出されたダウンヒル用最高峰モデル「FULL-9」の実寸大クレイモデル。
空力性能の評価用の風洞は大きすぎて建物に入らないので、スタッフ自ら中で組み立てたそうです。
巨大な風洞ファン

 

続いては安全性のテストの方法や考え方について、シニアディレクターのトムさんをはじめとするスタッフの皆さんが説明、実験してくれました。

BELL社で20年以上、製品の安全性の向上に携わってきたトム・パークスさん
垂直落下試験の機材。アメリカのヘルメット安全基準であるCPSCでは2メートル以上の高さから落下させます。
斜めに路面にぶつけてより実走に近い衝撃を再現するためにBELLが独自に開発した実験装置。
MIPSのテスト機材。世界に2台のうちの1台!

MIPSの実験。時速約50kmで路面に衝突した衝撃を再現しています

今回の訪問で様々な実験を目の当たりにし、いかにBELL社が安全性にこだわってモノづくりをしているかを改めて肌で感じました。

また、

「BELLはヘルメットを作っているのではなく、頭部を保護するものを作っている」

「世界にはさまざまな安全基準があるが基準はあくまで基準。クリアするのは当然であり、より厳しい独自基準での安全性確保を目指している」

「BELL社では安全性の確保に対する研究・開発投資に’NO’と言われたことはない」

といったスタッフの言葉の端々からも安全に対する強烈なまでの強いこだわりを感じることができました。

皆さんも高い安全性を備えたBELL HELMETを着用してLIVE WIDE OPEN!