最大平均パワー
特定の持続時間での最大平均パワーのこと。任意の運動時間における、平均パワーの最大値。MMPグラフなどによって持続時間の違いによるパフォーマンスの差をチェックすれば、そのライダーが高い出力を出せる持続時間、逆に出力を出しにくい苦手とする持続時間を知ることができます。
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MMP(Mean Maximal Power)とも言う。
最大心拍数
最大心拍数とは心臓が1分間に拍動できる回数の最大値のこと。
一般的におよそ『220-年齢』で求められるとされていますが、同年齢でも運動に慣れている人とそうでない人とでは正確な値にならない場合もある。
例:40歳→220-40で最大心拍数は180回/分
この最大心拍数の何パーセントを維持して運動を行うかがそのまま「
運動強度(%)」となる。
スイートスポットトレーニング(Sweet Spot Training)/SST
SST(スイートスポットトレーニング)とはFTPの88%~94%の運動強度で
FTPを向上させるのに最も効率の良いトレーニング。パワートレーニング開始時は一番シンプルかつ、取り組みやすいメニューになります。
スマートバイク
ご自身のバイクをセットする必要がない、バイク自体が完成された状態のバイク型。サドル高・リーチ・セットバック・クランク長を変更でき、ペダル・サドル・ステアリングは自分のものを取り付けが可能。一度セットしてしまえばわざわざ取り付けたり外したりする手間もなくすぐに乗車できるのも魅力。
◆スマートバイクはこちら
ゾーン(パワートレーニングゾーン)
パワートレーニングゾーンとは
FTP値を元に割り出した段階別で運動強度を示したもの。7段階にすることが多い。STAGES DASHでは色分けされたリング状表示で、現在出しているワット値のゾーンがどのレベルかを示すことができる。自分が鍛えるべき領域を可視化できるので、効率よく練習ができる。
【例】
■ L1(~55%):Active Recovery 回復走[楽である]
■ L2(56~75%):Endurance 耐久走[ほどほど]
■ L3(76~90%):Tempo テンポ走[ややきつい]
■ L4(91%~105%):Lactate Threshold 乳酸閾値[きつい]
■ L5(105~120%):VO2max 最大酸素摂取量[かなりきつい]
■ L6(121~150%):Anaerobic Capacity 無酸素運動容量[非常にきつい]
■ L7(151%~):Neuromuscular 神経筋パワー[最大限]
ゾーン(心拍数ゾーン)
心拍数ゾーンとは、ご自身の心拍数を特定の心拍ゾーンに維持することで、ワークアウトの強度レベルを簡単にコントロールすることができます。
【心拍数ゾーン例】
ゾーン0「イージー」:最大心拍数50%~60%で運動
ゾーン1「脂肪燃焼」:最大心拍数60%~70%で運動
ゾーン2「有酸素運動」:最大心拍数70%~80%で運動
ゾーン3「無酸素運動」:最大心拍数80%~90%で運動
ゾーン4「レッドライン」:最大心拍数90%~100%で運動
ロードバイクのトレーニングにおいて「心拍ゾーン」、
「最大心拍数」「運動強度」「目標心拍数」を知ることは重要であり、また基礎的なことかと思います。
ご自身の目標心拍数を知る事で、やみくもにペダルを回していたトレーニングが一気に効率的に、かつ計画的に実行することが可能になるのでぜひ調べてみましょう。